費用対効果を考え戦略的に目標を達成する

ビジネスをしている上で避けては通れない【費用対効果(コストパフォーマンス)】ですが、どの様に判断していますか?

  • 可能な限り無料なモノ
  • 簡単にできるモノ
  • トレンドを重視
  • 全てやる

ケースバイケースで様々な思考や戦略があると思います。
そして、お金をかければ良いモノが出来る訳ではなく、自己満足の出資になっている可能性があります。

費用対効果(コストパフォーマンス)とは

かけた費用に対して、どのくらい効果があるかをいう。

「このシステムは費用対効果が高い」といえば、システムの導入費用に対して、導入によって得られる効果(コスト削減や時間短縮などのメリット)の方が大きいことを意味する。

複数の案を比較する際は、費用対効果の点から検討を行うことが多い。
その場合、どこまでを費用・効果と見なすか、どのように測定するかが問題となる。
例えば広告の費用対効果を検討する場合、認知度アップを効果に含むか、それとも受注金額のみを効果と見なすかを明確にしておく必要がある。

コトバンク 費用対効果

ただ出資するだけでは、薄利

基本的に費用対効果の考え方は、【お金をかける=効果が出る】ではありません。

効果を最大に出すためにの【方法・手段・戦略・サービス等】に掛ける金額・時間等を比較したときのメリットの利潤を考えなくてはなりません。

簡単に言えば「使用する費用に対する価値」です。
なので、何でも考えなしに出資すれば効果が出る訳ではありません。

  1. 何に(誰に)
  2. どの位の
  3. 時間と
  4. 金額を
  5. 投資するか

が、パフォーマンスを最大限に上げるコツです。
結論から言うと、この【費用対効果(コストパフォーマンス)】を最大に発揮できる方法は、“ゴールを決める事”です。

ここで言う“ゴール”とは、【何がしたいのか】と【どうなりたいのか】です。
売り上げを上げたいのか。
はたまた、認知度の向上なのか。
それとも、BtoB間での起業拡張や新規事業を狙うのか。

理由は簡単です。
ゴールを決めておけば、他の【モノ・コト・トキ・ヒト】に左右されずにプロセスの簡略化と透明化が期待できます。
仮に何かしらイレギュラーな横槍が入ったとしても、このゴールから逸脱した導線からは外れなくなり、そのプロセスの中で何が“必要”で“不必要”なのかを決定できるからです。

なので、費用対効果を最大限に発揮するためには、“ゴールを決める事”です。

ゴールからブレると費用対効果は薄くなる

では、ゴールを決めた費用対効果と決めていない費用対効果を沿っていきます。

ゴールが無いから効果が薄利

まずは、ゴールが無くただ広報をして、リターンを求める場合の費用(コスト)

  1. Webサイトの制作をして
  2. インバウンドマーケティングが、流行っているから
  3. 10万円くらいで
  4. 2か月ほどで作ってくれる
  5. 安い業者に頼もう

この、プロセスでの費用対効果はどの位でしょう。

ポイントとしては、

  • Webサイトを製作して元を取る10万円の利潤を出すにはどれほどの時間がかかるでしょう?
  • アバウトなインバウンドマーケティングを意識した、このWebサイトの価値は?

既に薄利だと言う事が、何となくお分かりなはずです。
最悪な場合、自社に合っていないWebサイトの場合には、ブランディング戦略失敗の可能性もあります。
特に、作ったはいいが更新が止まっているサイトは、信用と信頼が落ちていくので今からでも更新をしてくか、リフォームしブランディング戦略をすることを強く勧めます。

ゴールを決めてプロセスを遂行することが何よりも大切

次に何がしたいかを決めてからのプロセスに入ります。
「新商品発表につき、この新商品の認知度の向上を図る」
と言うゴールを設定すると、後は逆算なので、

  1. 購買していただくターゲット層に向けてのWeb媒体広報を行うために
  2. SNSとの連動及びWebサイトへの呼び込みを行いファン化するためには
  3. 最低でも50万円の資金で
  4. クオリティの高い制作物を作りたいので打ち合わせは念入りにして
  5. 実績がある会社か認知度向上に強いと売り出している会社を選ぶ。

ゴールさえ決まれば、先程との組み立ての内容や具体性が明らかに変わり、今回のテーマである【費用対効果(コストパフォーマンス)】が、何となく見えてくると思います。

ポイントは、

  • SNSとの連動は必須なのでWebサイトへ呼び込んだ時の成約率の向上は?
  • 上記の狙いでのクオリティの確保はできるか?

ゴールが無い時の問題点との違いは明らかで、

「Webサイトを作ってどうなるんだろう?」

から

「認知度の向上を図るための手段や方法への価値は?」

に変わっています。

無料の価値は上も下もなく“無料”

ここまで、話してきて一番厄介なことは“無料”に取りつかれた思考です。
つまり、“ローリスクハイリターン”を考えるとどこかでリスクを負わなければならずリスクマネイジメントの再構築をしなければなりません。

例えば、SNS媒体の【Twitter】は、無料で誰でも気軽にアカウントを開設出来て情報発信やコミュニケーションが取れるツールです。
ビジネスの参入も激しく大体の企業様がこのSNS戦略を行っています。

このTwitterは、無料で出来ます。
つまり、最初は無料の情報発信をすることになります。
当たり前ですが。

時間をかけて、ユーザーにとって有益な情報を発信するから“価値”が生まれてフォロワーが増えていき、Webサイト等への導線作りが可能となります。
つまり、無料のモノで成果を出すためには、時間と言う【費用対効果(コストパフォーマンス)となります。

ユーザーにとって有益な情報でなければ、最終的なゴールには届かず自己満足な情報発信になってしまいます。
そして、効果が出ないからと辞めてしまって“無価値”だと感じてしまいます。
つまり、マーケティングとブランディング失敗となります。

どんなに無料であっても、【費用対効果(コストパフォーマンス)】は存在し、何かしらの手立てを行わない限り思っている成果を出すことは、難しいのです。

プロになるのも費用対効果?

要は、自己投資を行えば行うほど成果が出ると感じてると思いますが、この費用対効果を考えリスクマネイジメントを考えてみると見えてくるものが変わるかもしれません。

プログラマーになるためには当然の如くプログラミングを勉強しなくてはなりません。
では、

  • HTML?CSS?Javascript?PHP?
  • 独学?スクール?
  • どの位の期間で?
  • どこで試す?

つまり、一朝一夜で出来るプロフェッショナルはおらず、“自称”プロフェッショナルは存在します。
このご時世、プロフェッショナルになる必要もありませんが。

つまり、プログラミングスクールに通っても独学で無料の媒体で勉強してもメリット・デメリットが存在し、時間や費用に重きを置くかで就職や独立の結果も変わってきます。

まとめ

特に【費用対効果(コストパフォーマンス)】が必要な場面は、広報の場面です。
無作為にWebサイトやSNS・動画・POPを行っても薄利なのはご説明した通りですが、間違えた情報や自社やその製品・商材・サービスに合っていない広報にいくら資金や時間を費やしても成果は見込めません。

だから、我々の様な業者が存在しご提案を行っています。
今までのノウハウや実績などを駆使してクライアントに一番合ったご提案を行えます。

広報の場面では、費用対効果で仮に弊社で無くてもプロフェッショナルに頼まれることをお勧めします。

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